開発者にやさしい環境

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ikeike443と申します。このブログの言いだしっぺです。

シャノンに転職してきてちょうど1年になります。前職は業務パッケージソフトの会社に所属していました。
転職してきた経緯などについては、下記のインタビュー記事で話したので、よかったら読んでください。
SaaSの可能性を信じて、新たな道を踏み出したエンジニアの「視点」

で、今回はとりあえず、シャノンに入社してこれは”いいね”と思ったポイントをつらつらと挙げてみます!


アジャイル開発やってるよ


開発方法論としてはアジャイル開発手法の一つ、Scrumを採用しています。
約一ヶ月をひとつのスプリントとみなして、毎月頭にスプリントの計画と見積りをして開発/テストに入ります。

毎朝のミーティングでバーンダウンチャートを確認し、文字通りみんなでスクラムを組んで開発しています。
バーンダウンチャートの作成、プロダクトバックログの管理には、ヌーラボさんのBacklogを利用させていただいています。


なぜか上記のチャートは燃え上がってますが、まあ気にしないでください。。

BacklogにはAPIが用意されているのでこれを使って機能拡張し、プロジェクトをさらに細かくブレークダウンして、テーマごと、人ごとのバーンダウンチャートを作って使っています。




一ヶ月のスプリントが終わると、その振り返りを行ない、反省点を次の月のスプリントに反映する、といったサイクルを繰り返して開発しています。




まあ、シャノンのScrumに関する詳しい話はまた別途誰かが書くと思います!
今回は概要の紹介ってことで、こんなもんで勘弁してくださいw

というか、私自身がまだ勉強中なんですね。Scrumに関しては。。。



自動テスト、自動ビルド環境が整ってるよ


Webサービスの会社としては当たり前のレベルなのかもしれませんが、自動テスト、自動ビルド環境が作られていて、デグレードが起きていないかを毎日確認しています。
というのも、シャノンは自社サービスのバージョンアップを毎月行っているんですね。利用されているお客様の日々の業務に支障をきたさない様、デグレードについては細心の注意をはらっています。
利用している主要なツールとしては、
といったあたりは標準装備として使っています。
尚、弊社は主要サービスはほぼすべてPerlで実装しています。一部、外部アプリケーションとの連携部分などでJavaが使われています。
そういうわけで使っているツールもPerlのものとJavaのものとそれぞれあります。
他にも使ってたような気がしますが、多分それももっと詳しい人が書くでしょう。。

数時間おきにリポジトリからソースをチェックアウトしてきて、ビルドテストを実行しており、だれがどのコミットでビルドを壊したかが即座に分かるようになっています。ゆくゆくはビルドを壊したやつに向かってミサイルを発射したり、椅子に低周波治療器を仕込んでおいて痺れさせたり、といった仕組みを入れたいところです。
こういったミサイルや低周波治療器のようなもののことをエクストリーム・フィードバック・デバイス(XFD)と呼ぶらしいですね。弊社でも検討してますよ!



コードレビューは必須です


シャノンでは、原則、コードレビューを受けずにリポジトリにソースコードをコミットすることはできません。
コードレビューってとっても大事だけど、なかなか手間がかかってできないですよね。
私も前職ではそうでした。
シャノンでは、ReviewBoardを使ってコードレビューに取り組んでいます。




ReviewBoardを使っているところって、他にもいっぱいありそうですね。いろいろ情報交換できるといいなあと思っています。
もちろん、手元でユニットテストを通して確認したものしかレビューに出してはいけないことになってます。
...のはずなのに時々ビルドが壊れてJenkinsさんからメールが来るのはどう言うことなんでしたっけ。。

ともかく、コードレビューは必須ですよ!



その他にも、いろいろ開発者にやさしい環境だと思われ


電話を取らなくておK


まず、技術部のオフィスには、電話がありません
いや、厳密に言うとCTOの席周りに2台ほどあるのですが、開発者は基本的には電話を取らなくていい環境になっています。

パーティションあります


自席はパーティションで区切られています。
パーティションが完備されているオフィスは意外と少ないものです。
集中力が増すのでとても気に入ってます。


ソファもあります


いつでも熟睡できますね!




デュアルモニタ


最近は当たり前になってきていると思いますが、デュアルモニタは標準で用意されます。快適ですね。




OSは自由


シャノンはB2Bのサービスをやっている関係上、どうしてもIEの確認が必要なため、Windowsを使う人も多いです。
ですが、開発者の使うOSは基本的に自由です。私はUbuntuを使っています。
Fedoraを使っている人も何人かいます。
IEでの動作確認は専用のマシンがあるので安心ですね。


プライベートクラウド?


当たり前の会社さんにとっては当たり前の話ですが、シャノンの開発環境はすべて仮想化されています。
開発者は必要に応じてインフラチームに申請を出すと、仮想マシンを即日入手することができます。
普段のプロダクト開発に加えて、実験的な実装をやってみたい時や、なにか新しいツールを試すときなどに非常に便利ですね。

開発以外の業務もクラウド


シャノン自体、クラウドベンダーを自称してクラウドサービスを展開していますが、自社の業務にもクラウドサービスを積極的に取り入れています。
メール、カレンダー、ドキュメント、といったもろもろはすべてGoogleAppsを使っています。
SalesForce.comも利用しています。
その他、自社のプロジェクト管理や、外部の方とのコラボレーションの管理には、Backlogを使っています。
日常のほとんどすべての業務がブラウザベースで済む時代になってきましたね。
すごい時代です。。


裁量労働制、コアタイムなしですよ


技術部の人間は原則コアタイムなしですので、自分のペースで仕事をすることができます。
とは言っても、実際には他者とスクラムを組んで仕事をしているので、常識的な時間に出勤するようにはなっています。


ちなみに掃除はルンバがしています。


なぜかルンバが活躍しています。
このネタもそのうち誰かが書くでしょう。。




以上です。
シャノンで開発者として働くのも悪くなさそうですよね??
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2 コメント

Write コメント
nishino
AUTHOR
2011年2月2日 18:52 delete

ルンバは朝出社すると電池切れで机の下でうずくまってたりして非常に愛らしいです。

Reply
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Yanagisawa
AUTHOR
2011年2月2日 19:27 delete

ちょっ 無防備な写真を、、

Reply
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