今やる価値のないコトを今やっている暇はないから、共感できる仲間と、死ぬまでの限られた時間でやりたいことを全力でやろうという話

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人はやがて死ぬ。

ろうそくが燃え尽きるまでの間、何をするか、何ができるか、濃密に燃やすにはどうしたらよいか。
技術者はモノを作る。モノを作るための技術を日々磨く。磨いた技術は何に使うのか。

技術者はプロダクトを正しく作る。だが正しいだけでは誰も使わないモノが出来上がる可能性がある。

だからプロダクトは、正しく作るだけでなく正しいモノを適正な品質で作る必要がある。
そのためにはチームが必要だ。

だから私たちはチームで開発をしている。
一人で作るのではなく、チームでプロダクトを作っている。

たとえば PM(プロダクトマネージャ)。
PM は正しいモノにすることに責任がある。
だから PM と二人三脚で進むことで、正しいモノを正しく作ることができるようになる。

たとえば QA。
QA は品質を保証することに責任がある。
だから QA と二人三脚で進むことで、品質を保証されたモノを正しく作ることができるようになる。

たとえばインフラ。
いくらよいものを作っても一人しか使えなければビジネスにならない。たくさんの人に安定して使ってもらってはじめて価値が生まれる。

何を作るのか。

一生の間にいくつのプロダクトに関わることができるだろうか。何回新機能をリリースできるだろうか。何回デプロイできるだろうか。何回テストできるだろうか。何回ビルドできるだろうか。

いずれも無限ではない。技術者として限られた回数のこれら貴重な経験を、どこで誰と行うか。それは技術を磨くのと同じくらい重要な判断だ。いま何をしているのか。それは今やる価値があるのか。今やる価値がないものをやる暇はない。

たとえば負債返済。
御多分に洩れず、プロダクトが成熟してくると「負債」と呼ばれる、手をつけがたい、厄介なコードが生まれてしまう。生き残ったプロダクトは無傷ではいられない。傷を癒し、機敏さを取り戻すことが必要だ。
これは後ろ向きではなく、本質的な作業の一つだと思う。
ヒトは生きるにつれ体の各所に問題を抱えるようになる。だからといって全てを捨て去ることは不可能だ。問題を抱擁しそのなかでいかにベストを尽くすか、濃密に生きていくためには考えないといけない。
プロダクトも成長痛に始まり、各所に問題を抱えるようになる。だがそれをふまえて走り続けられるようにすることが、生き残るためには必要だ。正しく作るということは、この問題をいかに受け止めるのかということでもあると思う。ゼロから作ることとは別の、走りながら作り続けるという高度なエンジニアリングが求められている。

繰り返すが我々はチームで開発している。
そびえ立つ建物を一人で直せと言われても怯むだけだろう。同じ目標を共有できる多様な仲間がいてこそ向かっていける作業であり、よい仲間との作業だからこそ立ち向かう時間が有意義なものになる。

たとえばマイクロサービス。
大きな規模を管理可能に保つには分割統治が必要だ。マイクロサービスは一つの選択肢で、今まさにどのような形なら複雑さを管理可能なサイズにできるか議論している。今は大きな転換点にあると言ってもよいと思う。

先を見据えた話。

シャノンのプロダクトが提供している「マーケティング・オートメーション」は日本において今まさに立ち上がろうとしている状況で、日々新しい局面が生まれている刺激的な環境でもある。だから足元を整えることと、将来を捉えることを両輪でやっていく必要がある。すなわち新たな価値を提供していく必要がある。よりよい企画、さらなる生産性、あらたな技術スタックを追い求め、日々議論や勉強会を行っている。

シャノンではそうしたカルチャーにマッチし、チームとしてともに走ってくれるあなたを待っています。

PM

QA エンジニア

インフラエンジニア

開発エンジニア

この技術ブログは「技術部」が書いています。もちろん PM や QA やインフラも書いています。
過去の記事を参照していただくことで、どんなメンバーなのかイメージが湧くことでしょう。
私たちはいつでもあなたを待っています。共感した点をぜひ聞かせてください。




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