BrowserStackってどんなときに使うと効果的?

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こんにちは、生産性チームの
kmt です。


ブラウザのテストって環境の構築とかライセンスとか面倒ですよね。
実機、仮想化、いろいろ作成方法はあるのですが、もっと楽にできないかなと思い調べてみました。


今日は、BrowserStackというサービスがあるのでご紹介したいと思います。
BrowserStackは、ブラウザ環境をWebで表示・操作してくれるサービスです。




BrowserStackの機能

以下の機能があります。 
機能
できること
便利なところ
Live
スマホやデスクトップブラウザーの操作ができる
いろんなブラウザーを簡単に確認できる
App Live
1000以上の実際のiOSとAndroidデバイスへの操作ができる
アプリのテストが実機が必要なくできる
Automate
Seleniumのクライアントとしての活用
マルチブラウザのOSを買わなくてよい
セキュリティパッチ等のメンテナンスを気にしなくてよい
ScreenShots
Responsive
指定したURLを指定して複数のブラウザでスクリーンショットを取れる
Webサイトのレスポンシブ対応の状態を確認できる
アプリ等を作成した場合に画面のレイアウト確認がすごく便利

OSが柔軟に選択できるのはとてもよいですね。
簡単にいろんな組み合わせでテストすることができるのが、このツールの利点です。




気になったところ

  1. サーバーがシンガポールにあるようなので、ちょっと反応が遅いときがあるかなという感じです。
  2. 日本語のキーボードの入力ができないかもしれません。(ちょっと調査が不足しているかもですが。。。)ただし、コピペはいけました。キーボードの入力の反応とかやっぱり多少遅いかなーといった感じです。

お値段

Live
年契約:29$/month
月契約:39$/month
Unlimited Live
Unlimited Screenshots
Unlimited Responsive testing
Automate Pro
年契約:99$/month
月契約:129$/month
Unlimited Live
Unlimited Screenshots
Unlimited Responsive testing
Unlimited Screenshots via API
Unlimited Automate Desktop
Automate Mobile
年契約:199$/month
月契約:259$/month
Unlimited Live
Unlimited Screenshots
Unlimited Responsive testing
Unlimited Screenshots via API
Unlimited Automate Desktop
Unlimited Automate Mobile*
1ユーザ1同時実行数


他の環境構築との比較


ライセンス
年間コスト(1ユーザ)
仮想環境にWindows環境を構築してリモートデスクトップでアクセス
VDAライセンス
VDAライセンス代
BrowserStack
ライセンス
Modern.IE
90日が最大のよう
(基本的には30日間の使用期間と30日間の延長を2回)
0円
但し、再構築いるからその工数
  
仮想環境でリモートで接続する場合は、接続する人数によってライセンス代がかわるので、チーム全員がアクセスしたいとかだと結構な金額になってしまいますね。
BrowserStackもユーザライセンスが必要なので同様です。
ですが、90日毎に環境を作成しなおすのも面倒ですね。
どれも一長一短ではありますが、BrowserStackは、1ヶ月だけなど短期間だけ使用したい場合、小さいチームでアプリ開発などしていて特定の人だけ確認できればいい場合、自分1人で様々な環境を確認する必要がある場合などに、環境を構築する必要がないので便利になってくるなと思いました。




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