SMPから送信するメールが迷惑メールとされない為に(ShanonAdventCalendar2018・3日目)

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こちらは Shanon Advent Calendar 2018 の3日目の記事です。
こんにちはtitoです。

シャノンではShanon Marketing Platform(SMP)のメール周りの機能を担当したりしています。
メール周りに少し詳しくなったので、今回はSMPから送信するメールが迷惑メールにされない為に
どんなことをしているのか、一部紹介したいと思います。
あまりメールが詳しくない方でも読んで頂ける内容になっていると思います!

SMPでは、任意の送信元を設定しつつ大量の宛先にメール送信を行う事ができます。
任意のものに設定してもらう事で、お客様の会社からメールを送信しているかのように振る舞う事ができます。
ただ、シャノンのドメインとは違ったメールアドレス(ドメイン)を送信元にしてメール送信を行うと、
受信側のメールサーバーでチェックした際に、メールを送信してきたIPアドレスと、
送信元のドメインから取得できるIPアドレスが違っていて怪しまれてしまいます。



そこで、シャノンではSender IDという仕組みを利用して、
迷惑メールにされてしまわないように対策を行っています。
Sender IDの仕組みをざっくり説明すると、送信元のドメインのDNSサーバーにSPFレコードという
許可リストのようなものを用意しておいて認証を行う仕組みです。

そのSPFレコードにシャノンのメールサーバーのドメインを情報を盛り込んでおく事で
シャノンから送ったメールでも、送信元のドメインから送ったメールとして扱って良いよー
という感じで認証をPASSしてもらえます。



今回は細かいところは省いて概要だけ、という形にさせて頂きましたが、
他にもSMPでは迷惑メールにされない為に色々な仕組みを利用しています。
こういった事を知る度にメールって簡単なように見えて奥深いのだなと実感します。

それでは、引き続き Shanon Advent Calendar 2018 をお楽しみ下さい。
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