ご無沙汰してます、h.kashiwagiです。
しばらく放置して、9ヶ月ぶりの投稿になります。。
今回も前回に引き続きアンドロイドアプリを開発するにあたっての必要なことをまとめていこうと思います。
まず、前回のおさらいから、
開発環境に必要なものをインストールしましょう。
1. SDKのインストール
・Androidアプリを開発するためのツール
・Android Developersからダウンロード。
2. Eclipseのインストール
・Javaの開発環境
・Eclipse Downloadsからダウンロード。
3. JDKのインストール
・Java言語でプログラミングを行う際に必要なソフトウェア。
・Java SE Downloadsからダウンロード。
今回は、
1. ADTのインストール
2. Eclipseの環境設定
3. AVD(Android仮想デバイス)のインストール
あたりについてまとめようと思います。
1. ADTのインストール
ATD(Android Development Tools)とはEclipseでAndroidアプリケーション開発を行うためのプラグインです。
【手順】1.1 Eclipseを起動して、メニューの「ヘルプ」=>「新規ソフトウェアのインストール」を選択します。
1.2 「インストール」ダイアログが表示されるので、追加を選択。
「サイトの追加」ダイアログが表示されるので、
・名前: Android Development Tools
・ロケーション: https://dl-ssl.google.com/android/eclipseと入力してOKボタンをクリック。1.3 「インストール」ダイアログに戻り、「作業対象」に上記で追加したサイトを選択。
選択したサイトのURLからインストール可能なプラグイン情報が一覧で表示されます。
一覧の中で「開発ツール」にチェックを入れて、「次へ」をクリック。
※赤枠の「▷」をクリックすると開発ツールの詳細が見れます。
1.4 「使用条件の条項」に対しての同意が求められるので、同意して次へ進むと
インストールが始まります。
1.5 インストールが正常終了すると、Eclipseの再起動を求められるので、再起動してください。
これでATDのインストール作業は終了になります。
2. Eclipseの環境設定2.1 Android SDKのパス設定
これは、EclipseにSDKを認識させるために必要な設定です。
【手順】2.1.1 Eclipseのメニューから「ウィンドウ」=>「設定」を選択します。2.1.2 「設定」ダイアログが表示されるので、左枠の一覧から「Android」を選択します。
「参照」ボタンからインストールしたSDKのフォルダを選択し、「OK」ボタンをクリック。
これでパスの設定は終了です。
2.2 SDKコンポーネントの追加
今回インストールしたSDKは、バージョンによって異なる機能をなくした最小限のパッケージになっているため、開発するにあたって、バージョンによって異なるコンポーネントが必要になります。ADTプラグインを使って、SDKのコンポーネントを追加します。
【手順】
2.2.1 まず、Eclipseのメニューから「ウィンドウ」=>「Android SDK Manager」を選択。
「Android SDK Manager」ダイアログに、インストール可能なコンポーネントが表示されます。
2.2.2 今回は、「Tools」と「Android 2.2(API8)」を選択して「install packages」をクリック。
なぜ、2.2かというと、自分のスマフォが2.2なので。。(いつか自分の末端にインストールする日が来る日を夢見て・・)特に深い意味はありません。
開発するバージョンに応じてチェックするものを変更してください。2.2.3 確認ダイアログが表示されるので、「すべて受諾」を選択してインストールしてください。
これで、SDKコンポーネントの追加作業は終了です。
3. AVD(Android仮想デバイス)のインストール
AVDとは、実際の末端での動作をPC上で再現することのできるツールで、Androidエミュレータとも言われています。まー、テスト環境的なものと思ってもらっていいと思います。
【手順】
3.1 まず、Eclipseのメニューから「ウィンドウ」=>「AVD Manager」を選択。
3.2 「Android Virtual Device Manager」ダイアログが表示されるので、「新規」を選択すると、「Create new Android Virtual Device」ダイアログが表示されます。・名前: Device-Android2.2(Deviceの設定名)・ターゲット: Android 2.2 - API Level 8(Deviceが利用するライブラリ)・ビルドイン: WVGA800(解像度)
を設定して、「Create AVD」をクリックするとAVDが作成されます。
ここまでで、開発環境の構築は一通りできました。(もし不足があれば、追記します。)
ここまで来るのに、半年・・・確かに仕事は忙しいが、にしてもサボりすぎ。。反省。。
時間みつけてペース上げていかねば!次回は、「アプリケーションの開発手順」か、その前に「Androidの仕組み・アーキテクチャ」のお話ができればと思っています。
では、また。