クラウド時代のプロジェクトマネジメント

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元インフラ担当のyanaです。
2011年12月付けで、技術統括部からイベントソリューション事業部へ異動しました。
技術部ブログに投稿しても良いということなので、
今まで触れられなかった事業部署についてご紹介させていただきます。

そもそも、シャノンってなんの会社?

オンラインとオフラインが融合した、時代に適切な
マーケティングソリューションを支えるサービスを展開しています。

主力製品は2つあります。


http://www.shanon.co.jp/product/marketingplatform/
http://www.shanon.co.jp/product/eventplatform/

どちらの製品も自社開発、運用を行っています。
クラウドコンピューティングのメリットを最大限に生かし、
外部サービスとの連携に強いことが特徴です。

例えば、

1.展示会やプライベートショーの事前登録をWebフォームで受付
2.当日に受付で来場の有無をバーコードで取得し
3.来場された方、されなかった方に、それぞれメールを送って
4.メールに記載されたURLをクリックしたか有無を取得して
5.URLから興味のある内容を予測し、さらに具体的なメールを送る
7.このような施策を繰り返し、最後は商談・成約につなげる

こんなマーケティングソリューションをご提供しています。

技術部と事業部ってどういう関係?

簡単に言いますと、
技術部は、製品開発とサーバーインフラを運用する役割、
事業部は、製品やサービスのセールスやコンサルティング・インプリメントを行い
お客様へご提供する役割です。



やっぱり製品があるって面白い



弊社の強みと言えば、やはり製品を中心としたサービスのご提供です。
製品があれば、利用実績が積み上がっていきますので、
その経験を元にして安定したサービスをご提供できます。

また、毎月のバージョンアップでご提供できる機能が追加されたり、
パフォーマンスが改善されたりとお客様に合わせて製品が成長していくところも
製品をご提供ものとして心強いです。
(技術部を離れて、この強さを実感します)

お客様からの要望は、当然のように千差万別です。
固定された製品があると難しいよういのも思われますが、
製品で提供するメリットを前提に、ある意味では弊社の製品にお客様の運用を合わせていただき
想定よりも大きな効果を得ていただくご提案をしていくことが醍醐味でもあります。

サービス企画、製品企画に参加できる

通常は、技術部が製品企画を立案し、立ち上げに参加することも多いですが
お客様と接している事業部ならではの製品(サービス)企画をすることもあります。

現在も、その機能が競合他社との差別化になっているケースもあります。

技術側だけでなく、事業側からも製品を成長させるアイデアを出して実現していく
これで市場に変化を作っていく事ができるのもシャノンの事業部の楽しさです。

業務アプリの中心は自社製品&Sales force&Google apps


事業部側で発生する見込み客の管理から商談まで、自社製品とSales forceで管理されています。

マーケティングサービスを主軸にしていますので、
事業活動のベースになるマーケティングプロセスに自社製品が
ガッチリ組み込まれているのが、ウチらしいです。
(自社用のSales force連携は、提供案件も含め最大規模という噂も)




見積もりの作成承認から仕入れの検収まで承認フローも全て
Salesforceで実装されていますので事業活動がリアルタイムで確認できるのも強みです。

もう一つ、全社導入しているのがGoogleAppsです。

社内外とわず、メールは全てGmail
スケジュール管理はGoogleCalendar
重要ドキュメントはGoogleSiteでサマリー化され
それぞれの情報は、GoogleDocsやGoogleSpreadsheet、GooglePresentation
を利用していますし、社内研修のビデオはGoogleVideoに保存されています。

これで1アカウント年間6,000円というのがすばらしいです。

クラウドコンピューティングの恩恵をフル活用しています。

プロジェクトマネジメントもWebアプリを完全活用

プロジェクトマネジメントにもWebアプリを積極利用しています。

1.1つ前でもご紹介したSalesforce
2.プロジェクト開始後にマイルストーン作成とスケジュール管理に利用しているSmartSheet
http://www.smartsheet.com/
3.課題・タスク管理に利用しているBacklog
http://www.backlog.jp/
4.プロジェクトのドキュメント管理に利用しているGoogleApps

このツールを下記の様なプロセスで利用しています。
本当は自動で連動させたいですが、今後の課題です。


一部ファイルはセキュリティの関係で社外の保存ができませんが、
そのファイルサーバーもセキュアな社外クラウド環境を利用しています。

社内にあるものは何だろう?と思うほど、事業部側のプロジェクト運営は
クラウド化が進んでいます。


ノートPC+モバイルルータ or ダブルディスプレイ

 


担当者によってはトリプルディスプレイもあります。
私には使いこなせる自身がありませんが。。

外出の多い営業担当者やコンサルタントはノートPCが全員に支給されています。
移動先で業務ができる環境があるほうが、業務が効率化できますね。

※ 情報は、ほぼクラウド環境化ですし、認証・HDDの暗号化対策も実施しています。
※ 月一回は、個人情報が保存されていないか自動診断のプログラムも実行されますので安心です。

技術部と一緒で、裁量労働でコアタイムなし

お客様とお仕事をする事が多いので、何時でもというわけにはいきませんが
自分の職務責任を果たすため、大きく裁量を与えられています。

単純なインプリメント作業ではなく、お客様への企画提案がベースにありますので
クリエイティブな思考をサポートできる環境を整えています。


担当者ごとに専用番号があるので取り次ぎ無し

営業担当者、コンサルタント全員に専用番号が配布されています。

商談中も、プロジェクト推進中も担当者(またはチーム)がアサインされていますので、
連絡先はきまっています。なので、取り次ぎによる業務の中断を減らすための工夫です。

お客様のご協力あり、取り次ぐことよる集中を遮断されるケースが激減しました。


ちなみに、事業部は大きく2つ


1.マーケティングソリューション事業部
2.イベントソリューション事業部

大きくは、この2つの事業部があります。
2つの事業部を合わせて計40名ほど所属しています。

私が所属しているのは、イベントソリューション事業部になります。

イベントソリューション事業部とは?

主に、コンベンション事業を行っているお客様、
または広告代理店のお客様が多い事業部です。

スポットでイベントを開催される際に弊社製品を中心にサービスをご提供し、
イベント開催の目的達成をマーケティング側からサポートしています。

平均年齢は、約28歳

調べてみて驚きましたが、若いですね。。


プロジェクトマネージャー募集中

プロジェクトの設計、進捗管理、予算管理を担当いただくお仕事です。
弊社製品であるクラウド型Webサービスのソリューション提供が中心ですが、
プロジェクトの要件に応じて外部制作会社との共同進行や、
他Webサービスとのアプリケーション連携のディレクションも含まれます。
弊社のプロジェクト進行において非常に重要な役割を担うお仕事です。


ご興味のある方は、是非ご連絡ください。
http://www.green-japan.com/job/18472



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