会議招集から人のつながりを可視化する

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はじめまして。ueharak と申します。

入社してそろそろ3ヶ月、メンバーのことがだんだん分かってきたけれど、まだわからないこともある、そんな日々です。置かれている状況をよりよく理解し、自分の立ち位置を認識するにはどうしたらよいか。例えば会議の様子から人と人のつながり、情報の流れを把握するというのは有益かもしれません。

会議の主催者と参加者を線でつないでいくと、下のような絵が描けると思います。




これでなんとなく関係が見えるのではないでしょうか。

シャノンでは会議を Google Apps で管理しています。ですから開催される会議は Google Calendar から確認できるため、API で取得が可能です。
これを加工すれば、上記の絵を作ることができます。

ではやってみましょう。

手順:
・Google Calendar API で対象ユーザの会議イベントを取得します
・取得した情報から organizer や attendees といった項目に注目し、対となるように整形します
 (全体会議など自明なものは除外するとつながりがすっきりとして見やすくなります)
・整形した情報を視覚化します(今回は d3.js を利用しました)

データはこんな感じです。

    {
        "nodes": [
          {"name": "A さん", "group": 0},
          {"name": "B さん", "group": 1},
          {"name": "C さん", "group": 2},
    (略)
      ],
        "links": [
          {"source": 0, "target": 3, "value":3},
          {"source": 10, "target": 18, "value":1},
          {"source": 9, "target": 18, "value":1},
(ここでは value は線の太さをあらわしています)

いかがでしょうか。今回は関わりのあるメンバーに限ったものを作成しました。眺めると実感とよく合う部分と、認識していなかった流れがあることに気づきました。

このネットワークにどう関わっていくかを考えることで、今後の課題が見えてきたような気がします。

みなさんもぜひご自身の身近なつながりを可視化して、関係を眺めてみてはいかがでしょうか。

それでは!

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