- 認証がないので、herokuやcloudbeesやAWSなどの外部からダウンロードすることができない。
- サードパーティ製のライブラリを加えるのが手間。
- 使っているセントラルMavenのライブラリが消えてしまった場合に死にたくなる。
と、エンタープライズではこれではまずいということで、NexusとArtifactoryを試しました。
せっかくなのでそれぞれの導入手順をまとめましたので公開します。どっちがいいかという話は次回Artifactoryの導入手順とともに公開します。まずはNexusのインストール手順です。
1. ダウンロードして解凍
$ mkdir nexus$ cd nexus/
$ wget http://www.sonatype.org/downloads/nexus-latest-bundle.tar.gz
$ tar zxvf nexus-2.3.1-01-bundle.tar.gz
$ cd nexus-2.3.1-01
2. 起動
$ ./bin/nexus startStarting Nexus OSS...
Started Nexus OSS.
$ cat logs/wrapper.log
wrapper | --> Wrapper Started as Daemon
wrapper | Launching a JVM...
jvm 1 | Wrapper (Version 3.2.3) http://wrapper.tanukisoftware.org
jvm 1 | Copyright 1999-2006 Tanuki Software, Inc. All Rights Reserved.
jvm 1 |
これでインストール手順は終わりです。簡単でしたね。ではこれからもろもろの設定を行います。
3. まずはアクセス
以下URLにアクセスします。
http://localhost:8081/nexus/index.html
パスワードが聞かれると思いますので、以下でログイン。http://localhost:8081/nexus/index.html
username: admin
password: admin123
後は、こちらの手順どおり設定を行います。
4. step1: Adminアカウントの設定を行う
名前のところを右クリックで変更可能です。
4. step2: メール設定を行う。
必要な人だけおこなってください。
Gmailを使わせてもらいました。
5. step3: HTTP Proxy の設定を行います。
必要な人だけ行ってください。私たちはapacheを表に立ててSSL通信をしています。
httpd.confの設定は以下のように行いました。
ProxyPass /nexus http://localhost:8081/nexus/
ProxyPassReverse /nexus http://localhost:8081/nexus/
ProxyPreserveHost On
その後ベースURLを変更しないと色々なNexus上のリンクが昔のままとなってしまいますので、
変更しましょう。
6. step4: リモートのレポジトリのIndex をダウンロードしてくる設定をOn
こちらを行うとダウンロードが早くなります。
7. step5: deplayment password を変更
defaultはdeployment123です。管理者と同じように変更しましょう。右クリックで変更可能です。
8. step6: 言語設定変更
変えたい人は変えてください。私たちは変えませんでした。
9. step7: Routesを変更
リモートのレポジトリの探し先を限定させることができます。
私たちは変更しませんでした。変更したいひとは変更してください。
追記
はまりポイントがあったのを忘れました。
sbt からNexusからダウンロードしたいときは、以下のようにCredentialを追加してください。
注意が一番目の引数がRealmになっているのですが、こちらはNexusにアクセスしたときに表示されるダイアログに書かれているものと同じにしてください。ほとんどの人は、「Sonatype Nexus Repository Manager」です。
これで終了です。何かのお役に立てればこれ幸いです。