新卒(貧困)エンジニアによる、Chromebookとの歩き方(ShanonAdventCalendar2016・5日目)

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shiです。

今年から、お仕事でエンジニアの修行をさせて戴くことになりました。簡単に、ドラクエをもじりながら、今の状況を説明させていただくと、

上長のお心遣いにより、3ヶ月かけて”ひのきのJava”を手に入れることができました。


その後、すぐに「”銅のPerl”を買え!!」と言われたので、必死にスライムを倒して、お金(経験値)を貯めている最中です。


そして、先週に、”鉄のJavaScript”を使え(自分で買え)と言われております。


。。。いい感じです。



PC高いですね。主に、Mac高いですね。

あんまり家でPCしないよ。でも、たまにはお家でPCするから重いのは嫌だよ、ってひと。
安くて、サクサク感重視(せっかち)な人、一旦、Chromebookを買いましょう。

Chromebook、名前は知ってるけど。って人へ、Linuxを入れるのと、容量や、CPUの感想について書きます。感想がメインなので、具体的な作業等は他サイトを参照してください。




目次

  • Chromebookとは
  • Gallium OS入れた
  • 必 容量は32GB
  • CPUとファンについて



Chromebookとは

Chromebook(クロームブック)は、Googleが開発しているオペレーティングシステム「Google Chrome OS」を搭載しているノートパソコンのシリーズである。Chromebox(クロームボックス)は、そのデスクトップのシリーズ。 Wiki より


個人的に、よさそうなところと、よくなさそうなところまとめ。



よさそうなところ

  • 起動が早い
  • セキュリティがGoogle
  • トラックパッドがある
  • わりと直感的
  • 安い
トラックパッドもありMacから、ネットを抽出したイメージのノートパソコンですね
通常使用では、速度、セキュリティ重視でストレスはありません。



よくなさそうなところ

  • エクセル、パワポがゴリゴリ使えない(ワードはGoogleDocumentでも良い?)
  • 管理
  • Googleに支配される?
法人導入となるとどうでしょうか?意見が分かれそうです。
開発環境がリモートで、かつ、Windowsアプリを使用しないなら使える?
値段が安いとはいえ、制約が多いところが難点ですね。
必要なものを必要な分だけという認識がないから、あまり普及しないかな、と思ったり。



環境

自分のChromebookは、3年前に中古で買ったこれです。因みに、ヤフオクで買いました。

C720

CPU Celeron 2955U
メモリ 2GB
SSD 16GB ← eMMCじゃないよ!

スペック参考 画像引用元 https://www.amazon.co.jp/



4年前のモデルのこいつは、

今でも、通常使用ならサクサクですね。

このモデルはメモリの拡張ができるとネットに書いてあって、

RAMを上げれば、多くのタブでもさくさくに!!と思って買いました。
すると、換装できるのはSSD。。。メモリはできなかった。
自分の知識不足でした。



Gallium OS入れた

その前に、Ubuntu

2年程前にCrutonでUbuntuを入れてました
直接SSDに入れたり、USBに入れたり、入れ方も、拡張機能の”crouton integration”を使って、Windowで見れるようにしたり。
当時の記事はさすがに覚えていないので、こんな感じの記事を参考にしました。
http://take-root.net/gadgets/chromebook-ubuntu-install/
http://qiita.com/yasuki/items/f6a8a350087517b0069b
BIOSの有効化が何度やってもできず、Ctrl + l が使えなかった記憶が…



Gallium OS

今は、Gallium OSというのができたらしく、それがいいですね。
Chromebookに最適化したLinux ディストリビューションらしく(そもそもChromeOSもLinux…)、デザインも似ているのとトラックパッドも使用し易い。

色々する前に、確実に、

リカバリーメディアは最初に作成しましょう (詳細後述)

導入手順は

  1. デベロッパーモードに
  2. コマンドうつ → パーティション決める
  3. コマンドうつ → 勝手にダウンロードされる



デベロッパーモードに

ローカルのデータは消去されますので、ご注意を。
ESC + "リロードキー("→"の右側)"

次に

Ctrl + d

で、アナウンスにしたがって、なんちゃら確認をOFFにします。


ブザー鳴ったら

Ctrl + d
です。

デベロッパーモードへの入り方の詳細は、たくさん記事出てるので、そちらで…



コマンドうつ → パーティション決める

普通に、Chrome OSが起動するのでWifiの接続だけを行って


Ctrl + Alt + "→"
を押して、コンソール画面に入ります。


「chronos」
と入力してログインします。


~ $ curl -Os https://chrx.org/go && sh go -d galliumos -v

というコマンドを叩きます。

(一部抜粋 http://chromesoku.com/galliumos-on-chromebook-c720/ )

パーティションを分割するんですが、値を聞かれるので、いい感じに設定します。

16GBだとパーティションを分割すると、Linux側でどの程度使用するか聞かれるんですが
6~10GBの間で、推奨9だと言われます。

適当に値を設定すると、勝手に色々してくれて再起動してくれます。




コマンドうつ → 勝手にダウンロードされる

また、 
Ctrl + d
で、Chrome OSに入ります。先ほどと同じコマンド
~ $ curl -Os https://chrx.org/go && sh go -d galliumos -v
を打ちます。

で、あとは勝手にやってくれます。




必 容量は32GB

10GBにしてみました。(Gallium OS最優先)

Gallium OSは一見問題なさそうです。
Chrome OSの方に、「容量が足りません!色々削除して下さい!」と怒られ続けます。
それでもある程度、ネットサーフィンができますが、リカバリーメディアを作成することができませんでした。これ、かなり困りました。Chromebook 1台しか持っていない貧困SE(私)には、どうすることもできず、次の出社時に、会社のPCからリカバリーメディアを作りました。


また、GalliumOSですが日本語化もできず、インストール完了となりますが何度やっても反映されませんでした。



コマンド段階から入れればなんとかなっちゃうんじゃないかな?とおもって、調べてみると



~ $ curl -Os https://chrx.org/go && sh go -d galliumos -H ホスト名 -U ユーザ名 -Z Asia/Tokyo -L ja_JP.UTF-8

と入力することで、日本語化、タイムゾーン設定ができるそうです。

一部抜粋 http://qiita.com/MrDairi/items/26ecaeeabb4928e2a865


が、私はできませんでした。

日本語化ができません。

日本語化はできていないものの、タイムゾーンは設定されています。

日本語化できない理由は、完全にはわからなかったのですが、どうも、容量が足りないようです。


因みに、推奨の9GBにしてみました。

リカバリーメディアを使用して、出荷状態に戻して
GalliumOSを(パーティション)9GBで設定し直しました。
10GBでできなかったことは、9GBでも無論できませんでした。
当然、日本語化できませんでしたが、ChromeOS側でエラーが出ることはなくなりました。
ただ、ChromeOS側に7GB与えても、拡張機能のLineは使えませんでした。。



ChromeOS側は最低でも7GB、本来は、12GB程度は必要とお考え下さい。




Chromebookを、何かしらの開発機とする場合は、32GBは必須だとお考え下さい。

一番言いたいことはコレです。

eMMC 16GBだと、増やすこともできないので、開発関連を考えるときは

32GB以上を買う or SSDのモデルを買って増やす を行われる方がいいと思います。

因みに、他にも差があると思いますが、僕(初心者)レベルでは、

eMMCとSSDの違いは換装できるかどうかくらいです。。





CPUとファンについて

コレは、感覚です。

昨年、TOSHIBA Chromebook2 を購入しました。


参考 http://toyokeizai.net/articles/-/63866

スペック参考 画像引用 https://www.amazon.co.jp

通常使用で、タイピングの文字が反映されるまで、0.2秒くらい(感覚値)のタイムラグが有り、せっかちな僕にとってはかなりのストレスでした。気にならない方は気にならないかと思います。



FHDで値段もC720に比べると高かったのに、そこで…と思いました。



どうして?

どうして遅いのか気になったので、色々調べていくと、
どうもTOSHIBA Chromebook2のCPUのCeleron N2840 なのでファンレスらしいのです。静かです。
でも、ファンレスにするために熱をもたせすぎないように処理を遅らせてるとのことでした。
処理が早い、熱を出す、ファンが必要というロジックです。

参考 http://genebankorg.blogspot.jp/2014/11/2955un2840.html




ファンの有無は問わず、軽快な方がいいという私には合わないモデルでした。

次回以降は、私は、ファンレスかどうかも検討材料になりました。


これは、初心者の方は意外と知らないかなと思います。




長くなりましたが、まとめとしては

・Chromebook、色々踏まえてお勧め
・開発関連するなら、32GB必須
・CPUは Celeron なら ファンあり


以上のような、Chromebookをもっともっと開発に取り入れられたらな〜とか思っています。


因みに余談ですが、Linuxを入れなくても、

リモートには接続できますし、開発環境がリモートにあればChrome OSでも開発は可能です。
その際、お世話になったサービス等を挙げておきます。


拡張機能  Secure Shell 

サービス nitrous.iocloud9
まだまだエンジニアと名乗れるほどではなく、

知らないことばかりなので、ココはこうだよ! 等ございましたら、コメント頂けると幸いです。

ありがとうございました。




6日目の人にバトンタッチです。
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