スクラムから学んだことをイクメンパパの庭造りに活かす!(Shanon Advent Calender 2016 - 22日目)

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こんにちは han です。

これは Shanon Advent Calendar 2016 の 22日目の記事です。

私はスクラムから学んだことをプライベートでも活用しています。
その中でも子供が快適な遊びができる庭造りに活したお話しをしたいと思います。

Shanon(※仕事)ではスクラム技法で開発を行っており、各チームの1スプリントは1週間隔で
毎週、計画ミーティング・スプリント・スプリントレビュー・振り返りを実施しております。

Shanonに入社して初めてスクラムを経験しましたが、
スクラムの良いところを自分なりに2点で絞ると
  • 全体像が決まっていれば詳細まで決まってなくても、小さい単位で始める
  • 毎週振り返り(KPT)を実施するので、問題点を早く見つけて改善策を次回に活かす
なぜ「スクラムから学んだこと」にしたかを言いますと、私自信何かをやるなら計画をきっちり立てて順番通り
にやるのが好きな人でしたが、スクラムを経験してから全体像があれば、まずは小さいことから少し
ずつやっていきながら、状況に合わせ順番を入替えたりするのが好きな人に変わっていたのです。
開発手法で例えると「ウォーターフォール」→「スクラム」に変わったことになります。
これを庭造り(※家)でどうやって活かしたのかは仕事の場合を比較しながら説明します。

仕事と家の比較

仕事
予算決定会社の事業計画など妻の機嫌次第
要望企画チームから 
製品の概要・目的など決定事項が
記載されている資料がある
妻から
子供も遊べるデッキのある庭が欲しい
一言だけ!!
チーム構成PM1人
開発2~3人
QA1人
私1人
※時々妻の口出し(個人的に戦力外扱い)
スプリント1週間隔1月間隔(毎週日曜日のみ庭作り)
各種MTG週1回私1人なのでいつでもどこでできる!
(電車の中で1人でやる)

・仕事の場合ですと状況にもよりますが、チームメンバーそれぞれこの業界の経験とノウハウを
持っていても構成されたメンバーで「何をどれぐらい時間をかければ、いつ完了きる?」が
わかりませんので、まずは全体スコープからできるだけ小さいStoryに分けてから試しで
1つのStoryをやって見てその結果を計画に反映し、プロジェクトを進めて行くこととなります。

・家の場合ですと私1人で庭を作る?しかも快適な?何それ?
植物さえ育てたこともない、持っているものは家族への愛のみ
知識ゼロからWebで庭造りの情報を集め、必要な工具、木材など大体把握しましたが、
なかなか行動にできない時にスクラムで経験した「小さい単位で始める」を思い出してまずは始めることに!

1.要件からStory分解
「大」
子供が快適な遊びができる庭(ううん?分からない)
「中」
フェンスがある、花壇がある、デッキがある、屋根がある、の様な庭
「小」
地面をならす、木材をカット、ドリルで穴をあける、ペンキ―を塗る、ネジを締める

2.見積もり
「スケジュール」
ざっくりと春から始め~秋には完成
「予算」
妻の機嫌次第なので、?円まで

3.仕様検討・設計
「フェンス」
見た目重要、隣家に子供がものを投げたりできない位の高さ、わざと力を入れない
限りは倒れないぐらい程度の耐久性、人が上がったりしないので軽量でも構わない
「花壇」
プランターでも植物は育てるから最低限の広さで良い
「デッキ」
人がジャンプしても走っても倒れない耐久性、人が素足で歩いても怪我しない
一番使われそうなのでメンテナンス周期が長い方がいい
「屋根」
雨に濡れなければいいなと思うだけでそれ以上何も考えない

4.1stリリース(フェンス)
①地面をならさないと何もできないので、一旦取り掛かりますが、思ったより力労働で直ぐに疲れてしまう
子供が庭に出て遊びたがる(想定内)ので一旦中止に
②だいぶ日にちが経て雑草が育ちまくる(仕事で言えば想定外のトラブル発生)
③雑草を除去し防草シートを引き、フェンスを設置する場所のみ地面をならす
④フェンス用の木材カットし、ペンキ―を塗る
⑤フェンス用の柱を立て、木材にネジ用の穴をあけてネジを締める
ここまでが4月から5月のGWまでの結果
何の知識も経験もない人がここまでできちゃったので、家も立てそうな変な自信が満ち溢れてしまいました。(当時は。。)
1stリリース(フェンス)

5.臨時リリース(花壇)
①1stリリースまでは週末に何もできなくなっていたので6月末まではお休み
②花壇は地面を固めてしまうと、元に戻すのが大変なのでブロックを置いて花壇の雰囲気を出すだけに
ここまでが7月の1週目までの結果
臨時リリース(花壇)

6.デッキ作りは計画ミスで一旦中断
①中度半端だった地面ならしを再開
②暑すぎたので基礎のブロックだけ置いて、何も手を付けずずっと放置
※計画ミスは振り返りで反省し、改善策を考え、次回に活かす事が大事

7.2ndリリース(デッキ)
①暑い天気でなかなか再開する気にならず、無理やりに競合を作ってモチベーションを上げることに
→近くの空地に家の基礎が作られ、日が経つたびに家の形になっていくのを見て心の中で
 ”負けないぞ!” ”先に完成してやる!”と独りで心に話をかけました。
②前回の失敗を振り返り、陰を作って暑い中でも作業ができるようにする
③基礎の上にデッキの足を固定し、デッキ材の並べひたすらネジで固定する
ここまでが7月の1週目以後から8月中旬までの結果
2ndリリース(デッキ)のBefore

2ndリリース(デッキ)After

地面は未だに空地もあって花壇も中途半端、フェンスは片方しかない状態ですが、
スクラムを経験するまでの私でしたら、未だにフェンスばかり作っていると思います。

庭造りを無理やりにスクラムに例えて話しましたが、まとめると

  • 日常生活でも完璧じゃなくても良いので、まずは小さい単位で始めてみる
  • 振り返りを行い、問題点の改善策を次回に活かす
新年になると多く人が今年は「何々をする」と決めるものの、年末になって振り返って見ると
実践できていないのがあると思います。ぜひこの2点を試して見ませんか?!
私は来年にはまた違う場面でスクラムから学んだこの2点を活かせようと思います。

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